こんばんはtakaです。
今回(2019年7月16日)の
サラメシでは昨年惜しまれながら亡くなった
大女優、樹木希林さんの
愛したフレンチ店がとりあげられます。
私は昨年『万引き家族』という映画を
見ました。
その映画の中で、希林さん演じる
お母さんが亡くなるシーンがありましたが
まさかその年になくなられるとは思わず、
ショックでした。
その演技に魅入ってましたが、
今回はそんな大女優で、独特の個性で
耀いていたが愛したフレンチ店ということで
非常に興味がありますね。
一緒に見ていきましょう
1.樹木希林さんの愛したフレンチ店はエピスカネコ?
樹木希林さんの愛したフレンチ店なんですが、
エピスカネコというお店です。
お店の情報:
店名:エピスカネコ
Tel :050-5263-2251(予約専用)
Tel :03-3478-7276(お問い合わせ専用)
営業時間:月はディナーのみ。
月曜:18:00~22:00(月曜はディナーのみ)
火曜~土曜:
ランチ:12:00~14:00(14:00閉店)
ディナー:18:00~22:00
定休日:日曜日
【お店外観:全体像】
【お店外観:入口】
実はこの店、もともと樹木希林さんのご自宅だった場所で、
樹木希林さんが大家さんを務めてたという所有物件。
今の所有はご家族に移ったのかな?
樹木希林さんが引っ越しをする際、知り合いの
金子和男シェフが店舗物件を探していたことを知り、
自宅だった建物をレストランとして営業することを提案
したんだそうです。
今回初めて知りましたが、この物件以外にも所有しており
樹木希林さんは芸能界の不動産王(女王?)と
言われるくらい、不動産の収入があったそうですね。
ですが、この建物は樹木希林さんが30代で
初めて建てたものだったので愛着もひとしおだったようです
そのためレストランにすれば
自分が見たいときにいつでも見に行けると思い
シェフを口説いて、店子になったもらったとか
この店に来るときは、大家さんとしての立場と
お客さんとしての立場などで多いときは
週に2~3回ほど通われてたそうです。
樹木希林さんしか食べられない
その名も「大家さんコース」
前菜には好物を三品
コチのカルパッチョ
グリーンピースと新玉ねぎのポタージュ
屋上菜園のグリーンサラダ
メインは天然マダイのソテー
そしてナイフもフォークも使わず、
いつも持参しているお箸で食すのが樹木希林さんスタイル
これが「大家さんコース」だそうです。
2.エピスカネコの場所や店の雰囲気は!?
エピスカネコの場所やアクセス情報ですが
住所:東京都港区西麻布3-23-14
アクセス:日比谷線・六本木駅から徒歩7分
お店の雰囲気
【店内】
店内の雰囲気は上記の写真の通りです。
コンクリート打ちっぱなしの壁やブロック、
黒い床も当時住んでいたそのままの状態だそうです。
レジを置いている大きな家具も樹木希林さんが使っていたもの。
このコンクリートむき出しの内装は今の人の感覚で
見るとそれほど珍しいものとは映らないかもしれません。
無機質で都会的なイメージもありますが、
しかし、この建築は昭和50年代初期のもの。
その時代的なことを考慮しますとその当時としてはかなり奇抜な
雰囲気らしく、それは完成後の税務署さんの
コメントにも表れています。
税務署さんのコメントは
「内装でもっと良くなりますよ」
と心配されたほどだとか
3.エピスカネコのシェフや好きなメニューは?
樹木希林さんが愛したお店にまつわる情報ですが、
まずその名前の「エピスカネコ」。
フランス語で「エピス」とは
香辛料、スパイス (epice)のことなんですね。
エピスカネコの「カネコ」は
シェフは金子和男さんのお名前から。
シェフ:金子和男 ( カネコ カズオ)
金子和男さんの原点は、山海の幸に
囲まれて育った幼少時代にあるようです。
1959年、山口県出身の金子和男さんは、
山海の幸に恵まれた瀬戸内の町に生まれ、
趣味で釣りや山菜採りをしていた祖父・父に連れられ、
さまざまな食材や料理に触れて育つ。
自然と料理人を志すようになり、専門学校卒業後、
ケータリング店で勤務。その後、東京・九段下の
「ビストロ・ボンボワザン」や
代官山の「モンプレヴォー」などいまは無き名店で腕を磨き、
1994年に独立。西麻布に「エピスカネコ」をオープンした。
このお店の特徴は自家栽培のお野菜にあるようです
屋上で自家栽培した野菜
そんな、樹木希林さんも思い入れのある
「エピスカネコ」では、屋上でトマトや絹さやなどの
野菜を金子シェフが栽培し、その野菜を使った料理が
樹木希林さんのお気に入り。
午前中は物を食べないという樹木希林さんは普段から
マイ箸を持ち歩いており、
お店で用意されるナイフ&フォークは
全て下げてもらっていたそうです。
お店の自慢の一品
店の代名詞でもある一皿
『フォアグラと砂肝、フルーツのサラダ』
『フォアグラ、いちご、鶏の砂肝コンフィと
自家菜園のサラダ』は、
これらは前菜ながらシェフ金子和男さんの
スペシャリティとも言える一皿だそうです。
こだわりの食材
愛情をたっぷり注いで育てた屋上菜園の野菜
屋上に菜園をつくったのは、
自分の料理に新鮮な旬野菜が欠かせないからとか。
通常のフレンチのイメージでは
肉や魚を「ソースと一緒に食べる」だそうですが、
エピスカネコでは「野菜と一緒に食べる」という考え方なのだそうです。
おもてなしの流儀
快適に食事していただける心地良い距離感
をモットーにしているんだそうです。
といいますのも、このお店のスタッフは
シェフのと奥さんのふたりだけですから、
サービスが過剰すぎず、しかしお客さまには
気を配る心地良い距離感を心がけています。
テーブルの距離も通常のお店のように
テーブル間が詰めておらず、
距離をとって配しているので、
静かでゆったりした時間を過ごせる雰囲気は
良いですね。
都会の喧騒を忘れて食事できる贅沢な時間
店の周囲は西麻布の交差点からほど近いとは
思えないほど静かな住宅街で、また、店内も
どこか独特な空気が流れています。
夫婦やカップルで、日常の喧騒を忘れて
食事をしたいときにぴったりではないでしょうか。
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4.エピスカネコの料金や評判は?
エピスカネコ のMENUですが
4700円、5200円、7000円の
三つのコースが用意されています
平均予算:【ディナー】8,000円
【ランチ】 2,600円
樹木希林さんのような大女優が
愛したお店ということで非常に
高級なお店かと勝手に想像してしましました
フレンチのお店としては
リーズナブルなお値段ではないでしょうか?
エピスカネコさんの評判に関して
以下の情報がありました。
『エピスカネコ』は六本木・西麻布エリアの
フレンチのアクセスランキングで二位の
評判の良いお店なんですね。
西麻布には「エピスカネコ」以外にもう一軒、
樹木希林さん行きつけのお店があるそうです。
それが西麻布郵便局の隣にある「プレス601」
という洋服屋さん。
1979年創業の「プレス601」は、
樹木希林さんが30年以上通うお店です。
10年前に長年連れ添っていたマネージャーさんが
亡くなって以来、仕事に関して自分
ですべて行なっているとのこと。
衣装もスタイリストさんが決めるのではなく
「プレス601」オーナー・遠藤さんとあれこれ相談
しながら全て自分で決めていたそうで、
その時間がお気に入りだったそうです。
住所:東京都港区西麻布1丁目8−12
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