2020年8月12日(月)17時から
放送の番組「プロフェッショナル」に
藤重佳久さんが出演されます。
藤重佳久さんは、高校吹奏楽の
“カリスマ”と呼ばれる方です。
今まで無名だった
高校を短期間で全国大会への
出場を果たし“奇跡”と評されるなど、
数々の実績を残されている方です。
今回の放送は2018年に放送された内容の
再放送ですが、その後の藤重佳久さんの
状況や生徒の意欲、能力を引き出す
練習方法などいろいろ調べましたので
ご紹介しますね。
1.藤重佳久さんのプロフィール
本名 :藤重佳久(ふじしげよしひさ)
生まれ:1956年生まれ
出身 :福岡県久留米市
卒業校:福岡大学附属大濠高等学校
武蔵野音楽大学音楽学部器楽科
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
精華女子高等学校吹奏楽部
日本吹奏楽指導者教会認定試験合格
日本マーチングバンド協会公認指導員資格取得
九州マーチングバンド協会理事長就任(2009)
活水女子大学音楽学部教授(2015年)
受賞歴:
全日本吹奏楽コンクール金賞 10回
同コンクール 銀賞 9回
全日本マーチングコンテスト金賞16回
マーチングバンド世界大会
ワールドチャンピオン2回
2.藤重佳久さんと活水高校吹奏楽部監督
活水高校(私立学校・女子高))
所在:〒852-8016 長崎県長崎市宝栄町15−11
歌手の福山雅治さんが
コンサートを行った稲佐山にも近いところですね。
長崎でも指折りの観光名所のオランダ坂を
登り切ったところにあります。
この学校へ2015年に藤重佳久さんが赴任してきました。
その前までは福岡県にある精華女子
高等学校吹奏楽部で35年間指導し、
数々の受賞歴を誇った監督です。
活水学校は
活水学校への赴任にあたっては
加納孝代学長が「人間教育の面でも
ぜひ藤重先生に指導してほしかった」
と招いた理由を語る。
3.藤重佳久さんが活水を退職?
藤重先生は2015年、
福岡県の精華女子高校吹奏楽部から
活水の総監督へ転身。
1年目にいきなり
全日本吹奏楽コンクールに初出場という
「奇跡(ミラクル)」を達成したことは
大きなニュースとなりました。
藤重佳久さんが前職の精華女子高校の
吹奏楽部の顧問生活は36年に及び、
2015年に定年になるとともに精華女子高校を退職しなりました。
もちろん学校側はこれほどの実績のある先生に対して
定年延長をしての吹奏楽部の顧問継続を希望しましたが、
藤重佳久先生は新天地を求めていたそうです。
チャレンジ精神にあふれる方なのですね。
新天地を探すにあたり、藤重佳久先生は、
最初精華女子高等学校がそうだった様に
吹奏楽では無名の長崎県中高一貫校の
女子校・活水中学校・高等学校を選択しました。
選択の理由は
活水高校の校長先生からの
「音楽教育に一肌脱いで欲しい」との申し入れを引き受けたのでした。
学校移籍の話は新聞に掲載される程話題になり、
記者会見も開かれ、藤重佳久先生は、
「ゼロから始める事により新しい音楽が活水から生まれる
、どうせやるなら日本一を目指そう。と。
更に校長先生からは「1年目で全国大会を目指されますか?」と
問いかけられました。
藤重佳久先生は言葉少なく「目指します」と回答しました。
そしてまさに有言実行し、わずか着任7ヶ月で全国大会出場
しただけでなく「銅賞」を受賞するまでに。
まるで全国大会出場の「請負人」みたいな感じ。
凄すぎますよね。指導者の影響はこれほどまでに
大きいのか、それともやはり藤重佳久先生が
凄すぎるのか?
3.藤重佳久さんの今後や活水の後任は?
そんな藤重佳久先生は、2020年7月に活水中学校・高等学校を
退職する意向が伝わりました。その際、
長崎新聞社の取材に対し
「組織の枠にとらわれず自分のやりたいことをしたい」と述べ、
今後については
「音楽を通じ子どもたちが活動できる場をもっとつくっていきたい」などと語った。
精華女子高校から活水に移ったときも
そうでしたが、やはり常にチャレンジしていきたい方なのでしょうね。
チャレンジして、そして結果を出してるとことが格好良いですね。
こんな人物になりたい、憧れる存在ですね~。
精華女子高校から退職するときもそうでしたが
活水高校の学校側も引き留めたいでしょうね
ですが、学校側からは今までの実績に対する感謝とともに
長崎の地を離れ、「世界へ羽ばたく藤重佳久先生」を
本学院は今後も応援し続けたいと思います。
とコメントしています。
そして、気になる藤重佳久先生の後任は
杉町たまみ先生だそうです。
2019年度から藤重先生のもとで
中学吹奏楽部を指導していた先生で
藤重佳久先生の指導方法を近くで見ていたお方のようです。
藤重佳久先生のような凄い先生の後を引き受けるというのは
物凄くプレッシャーがかかると思いますが
頑張って欲しいと思います
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