こんにちはtakaです。
みなさんうどんは普段よく食べますか?
私は、年に一度、四国に行く際に
良く香川の讃岐うどんを食べに
寄ります。シンプルですが、
それだけに麺のおいしさが分かりますよね~。
今、ネット上ではうどん論争なるものが
勃発しているそうです。
どのような状態なのか見ていきましょう
1.うどん論争の状態は?
うどん論争の渦中にあるのは
丸亀製麺。今や一大うどんチェーン店に
なったメジャーなうどん店ですよね。
お世話になった方も多いのでは?
と思います。
去年に国内外1000店舗を達成したそうです。
その丸亀製麺をめぐり、
いまネットでは“うどん論争”が巻き起こっているそうです。
2.うどん論争の発端は!?なぜ?
では、なぜうどん論争が勃発したのか?
事の発端は、讃岐うどんブームの仕掛け人集団
「麺通団」の団長日記が14日に公開した記事のようです。
麺通団は田尾和俊氏を団長とする団体ですが、
丸亀製麺の社長がTVで発言した内容に
ファンから“ご注進”があったことがそもそもの発端。
それに対して、団長が公開した記事にて
「丸亀製麺に讃岐うどんの正しくない歴史を広めてほしくない」
「丸亀製麺は讃岐うどんへのリスペクトが感じられない」
「丸亀製麺の『ここのうどんは生きている』という
キャンペーンコンセプトはまやかしのロジック」
との見解を示したことが発端のようです。
団長は、一大うどんチェーンになった丸亀製麺に対して
全否定しているわけではなさそうで
ビジネスとしての成功を高く評価しているものの
「気分が悪い」と苦言を呈している
2019年9月14日(土)
今年に入って『秘密のケンミンSHOW』や
NHKの『チコちゃんに叱られる』や『新日本紀行』で
立て続けに「讃岐うどんの歴史や習慣についての
あまり正しくない情報やとんでもない間違い情報」が
流れたばかりだというのに、
またまた全国ネットのメディアで「讃岐うどんのデマ」が
流されていたという話が入ってきた。
別に私は「讃岐うどん警察」じゃないから普段から
目を皿のようにしてそういうものをチェックしているわけではないのだが、
私以外のそういうものを目を皿のようにして
チェックしているらしい誠実な讃岐人や
讃岐うどんファンたちから「あれはいかがなものですか?」
「何か言うてくださいよ!」等々の
熱い“ご注進”がたびたび入ってくるので仕方がない、ちょっと触れるか。
こないだ、といってもなかなか日記を
更新しないもんでもう2カ月くらい前の話であるが、
「ブラマヨの番組で丸亀製麺の特集があって、
またいい加減なこと言うてましたよ」という“ご注進”があったので、
映像を入手して確認してみた。
すると、関テレ(関西ローカル)の『ウラマヨ』という
ブラックマヨネーズの冠番組で丸亀製麺の特集をやっていて、
丸亀製麺の社長がスタジオで、ブラマヨをはじめ出演者を前にこうおっしゃっていた。
***
「田舎が香川なんですよ。ちょうど讃岐うどんブームというのが
起き始めましてね。名もない小さな製麺所にですね、
県外から車で食べに来ているわけです。
入り口からお茶碗持って皆さん並ぶわけですわ。
そして、恭しく、釜からうどん入れてもらって、
醤油だけつけて食べるんですよ。
たったそれだけなのに行列ですよね。
お客さんは商品のために来てるんだと。
だから手作り、できたて、しかも目の前でというのが
大事かなと思って、そのコンセプトで作ったのが丸亀製麺」
***
VTRから起こしたのでほぼ間違いなくこうおっしゃっていて、
それを聞いたブラマヨをはじめとする出演者の人たち全員が
「そうだったんですかー」という感じで番組は
そのまま流れていったのだが、ブームの火付け集団(笑)であり、
その後つぶさに現場をフィールドワークしてきた麺通団の団長の私が断言する。
それはウソです。
「田舎が香川」に突っ込む人もいるだろうが、
そこはどうでもいい。そこじゃなくてその後の話。
ブーム発祥以来20数年、私は讃岐うどん巡りブームの現場において、
「入り口からお茶碗持って皆さん並んで恭しく釜から
うどん入れてもらって醤油だけつけて食べる」
などというシーンは一度も見たことがないですよ(笑)。
揚げ足を取るようで申し訳ないが、
全国ネットでそんないい加減なことを言っちゃいけません。
まず、「入り口からお茶碗を持って客が並ぶような店」
とは要するに「飲食業の許可を取っていない製麺所」
のことであるが(飲食許可がないから客に飲食のためのサービスができない)、
そんな店は当時700軒以上あったうどん屋の中で
ほんの数軒しかなく(表に名前が出てたのは
「道久」と「橋本」と初期の「池上」ぐらい)、
しかもそういう店はいずれもマニアしか行かないような
激レアの超穴場だったから、一見の県外客が
そんな店で「県外から車で食べに来て、
入り口からお茶碗持って並ぶ」などというシーンが見られたはずがない。
次に、客がそういう店に持って行くとしたら
「丼」かせいぜい大きめのお椀であって、
決して「お茶碗」ではない(笑)。
3.ネット上の反応は?
そのような団長の記事などに対する
ネット上の反応は
Twitter上では、反対意見や擁護意見いろいろのようです
反対意見としては
「香川県民の怒りはごもっとも」
「丸亀にないのに名乗るな」
擁護意見としては
「うどん食べたいときは丸亀製麺行っちゃう」
「うまいうどんが食べられればどっちでも」など
その他にも揶揄する意見もあり
「大阪府民にとっての銀だこ」
「北海道民にとっての花畑牧場」
「広島県民にとっての広島焼き」との声も。
香川うどん論争に発展し、
16日のTwitterトレンドで1位になるなど注目を集めた。
4.うどん論争の今後は?
このような記事やそれに対する
意見を出された丸亀製麺側は
「この度の件において、
私どもに届いたお声を真摯に受け止め、
より多くの方々に喜んでいただけるように努めてまいります」
とのことです。
お客さんの側としては、美味しいものが
食べられればありがたいですが、
お店側などの立場からすると
今までの歴史や実態などが正しく伝わらないのは
もどかしい気持ちになるのも仕方ないと思いますね。
せっかくの美味しいうどん、みなさんで
楽しめるようになってほしいですね。
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