こんにちはtakaです。
今回(2019年9月21日)放送の
「人生の楽園」では、
静岡県御前崎市のマルミツ鰹節店さんです。
サブタイトルにつけられてる
~ 香り受け継ぐ かつお節職人~
という名前から、放送見る前から
良い匂いが漂って食欲がそそられそうな
素敵な妄想が勝手に広がっていきそうな
感じですよね。
どのようなところなのか調べましたので
一緒に見ていきましょう!
前回の人生の楽園は八ヶ岳のベジモアガーデン
1.『マルミツ鰹節店』の場所は?
澤入広美さん(59歳)と妻の登代子さん(59歳)のお二人が
先代の後を継いだ『マルミツ鰹節店』さん
の場所などの情報です
店名:マルミツ鰹節店
所在地:〒〒437-1621静岡県御前崎市4560
TEL:0548-63-2154
営業時間:AM7時~PM4時
【手火山式かつお節づくり】静岡県御前崎市の
創業100年となる「マルミツ鰹節店」は、
近海ものの一本釣り生カツオを半年かけて
「本枯節(ほんがれぶし)」に仕上げます。
6日付サンデー版で、
2代目沢入隆司さん(90)を紹介しました。
— 中日新聞東海本社編集局 (@chunichi_tokai) 2018年5月7日
2.『マルミツ鰹節店』静岡県御前崎市で鰹節作りを営む理由は?
2人兄弟の次男として生まれた広美さん。
幼い頃から釣り好きで、高校卒業後、調理師の道へ進みました。
ホテルの調理場で働き始めた広美さんは、
23歳の時、登代子さんと結婚。
その後、地元の農協に転職し、
3人の子供たちを育てました。
ところが、54歳の夏に転機が。
父の隆司さんが大動脈瘤で入院。
父の隆司さんが行っていた
手火山(てびやま)式の鰹節は
最盛期の50軒から現在は三軒の残すのみ
その味わいは
口いっぱいに広がる芳醇なうま味、
かつおの臭みを一切取り払い食欲に通じる
薫りだけを残した風味は、
上品でありながら濃厚なおいしさでいっぱいです。
食材としての最高峰のかつお節は、
昔も今も同じ方法「手火山製法」でしか
その価値を生み出すことができないのです
このような素晴らしい伝統の味を残すべく
広美さんは「鰹がさばけるのは自分しかいない。
日本に数軒しかない
手火山(てびやま)式の鰹節を残したい」と思い立ち、
農協を早期退職し、鰹節職人として
新たな人生を歩み始めました。
光沢のある飴色になっているのが良い鰹節です
3.手火山(てびやま)式の鰹節とそのうまさを堪能できる冷やし味噌汁とは?
手火山式とは鰹節を作る時の薫乾方法で、
非常に歴史のある鰹節の製造工程になります。
350年以上の歴史をもつ「手火山」は、
御前崎地区には約190年前に
志摩の国(三重県鳥羽市・志摩市とその周辺地域)の
山際初次郎によって伝えられていました。
最盛期の昭和30年当時には約50軒もの
製造所を数えていたそうです。
まさに、戦後の経済成長の中でこの地域と人々の活力を
支えた重要な産業だったのですが、現在では3軒を残すのみとなっています
その理由の一つが手火山式は手間暇がかかり、製造にも熟練の技が必要です。
現在残っている製法の中では、一番歴史のある製法と言えます。
また、釜の上に鰹節を乗せて燻製する方法なので,
一度に製造出来る量も少なく、効率も良くありません。
鰹節の燻製は、燻製させて休ませての繰り返しになります。
これは、燻製し続けると表面の水分ばかりが飛んで、
中心の水分が飛ばなくなるからです。
休ませることにより中心の水分を表面に移し、
燻製をして鰹節全体の水分を均等にしながら燻製をします。
かまどから降し休ませる
「手火山式焙乾」という名前の由来は
熱と煙をあてている鰹節を直接手に触れて鰹の温度を確かめる事からになります。
この作業が職人の作業になり、熟練の技が必要になります。
旨味を中に閉じ込める効果があります。
出来上がる鰹節の特徴は、燻製の香りが強いことです。
この後伊豆節は土佐、薩摩節と並び
3代名産品と呼ばれるようになります。
そのカツオ節の良さを堪能できる料理が
冷やし味噌汁だそうです。
混ぜるときに氷と器がぶつかる音が「ガワガワ」と聞こえることから
「ガワ」とも呼ばれるそうです。
かき混ぜてるときの音が確かにいい音ですね~
「(たたいたカツオ×梅干しの風味×玉ネギ)+水溶き味噌」がかもす、
なんとも独得の味わい。クセの強いものが合わさってるんですけど、
不思議とさっぱりした味わいになる。食欲のないときにもいいんですよ。
薬味は大葉やミョウガなど、好みのものを足してください。
おろしショウガを加えてもまたおいしい。
御前崎ならではの新鮮な魚を包丁でたたく
薬味類
味噌
これらを一緒に、冷水で溶く。
もともと海の男たちが船上で食べていた料理だそうで、
船の上ではいちばんの若手がガワ係として
“まかない”的に作られていたのだそう。
スルスルッと入って食べやすく、腹持ちもいい。
漁を続ける上でのスタミナ食だったんでしょうね
詳細な製法は以下のページにあります。
4.『マルミツ鰹節店』のの評判・口コミ、購入、値段は?どこで味わえる?
マルミツ鰹節店さんの評判は
五段階中4.3でした。
地元で獲れる刺身にする鰹を手間の掛かる
伝統の手火山式の鰹節作りをする数少ない製造所。
お問い合わせは
店名:マルミツ鰹節店
所在地:〒〒437-1621静岡県御前崎市4560
電話:TEL:0548-63-2154
営業時間:AM7時~PM4時
手火山式かつお削り節 500円
かつお本枯節 500円
もしくは
御前崎港なぶら市場
所在地:〒437-1623 静岡県御前崎市港6099−7
TEL 0548-63-6789
営業時間:AM 9時~PM 5時
(土日祝はAM8:30~)
定休日;火曜日
手火山式の製造は「マルミツ」のほか、「カネマゴ」、「ヤマヨ」、
で行われています。
販売はこの3軒の他に御前崎地区の海産物取扱い店でも
販売されています。
磯料理 厨 (いそりょうり くりや)では、手火山鰹節料理も楽しめます
出典:http://sizuc.jp/2012_tebiyama.html
その他にも、上記のなぶら市場のすぐそばにガワが食べれる
食堂があります。
いかり食堂:がわ定食1100円
所在地: 〒437-1621 静岡県御前崎市御前崎3407
電話: 0548-63-2153
営業時間:AM11:00~PM 3:00
PM 5:00~PM7:00
定休日:日曜日
澤入広美さんの作る鰹節のに対する評価は
「海産物処 ふじ田」さんが厳しい目で見てくれるそうです。
「海産物処 ふじ田」さんは澤入広美さんのお父さんの
鰹節だけを見せにおいてくれてるお店。お父さんの
鰹節の良さをご存知の方なので、澤入広美さんは毎回このお店に
来るときは緊張するそうです。
その藤田さんが「だいぶ良くなってきたね~」とお褒めになっていました。
若干、鰹節の中に含まれる水分量の違いで鰹節同志をぶつけたときの
音の若干の違いで良さの違いが分かるそうです。
以前の唐津市の海の絶景の『ファームログみうら』さんも素敵な楽園です
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