こんばんはtakaです。
今回(2021年3月16日)の
プロフェッショナルでは
鰹節職人の瀬﨑祐介さんが取り上げられます。
瀬﨑祐介さんは四年に一度行われる
全国品評会で1キロ3万3千円の史上最高額となる
値段で評価された鰹節職人さんです。
カツオといえば高知や焼津などと並ぶ
産地の鹿児島県枕崎市でその腕を振るっています
が気になり調べてみましたので
一緒に見ていきましょう!!
目次
1.瀬﨑祐介さんのプロフィール
名前 :瀬﨑祐介(せざき ゆうすけ)
生まれ:1970年 or 1971年(?)
年齢 :40歳(2021年3月時点)
出身 :鹿児島県枕崎市
学校 :福岡の大学
職業 :鰹節職に
所属 :金七商店
2.瀬﨑祐介さんの経歴と金七商店
瀬﨑祐介さんは金七商店の息子さんとして生まれます。
しかし、学生時代は鰹節職人とは全く別の道を進んでいたそうで
芸術関係の道を選んでいたようで大学時代は
映像関係のお仕事を希望していたようです。
帰郷したのが2004年ということですので大学卒業後も
しばらくは帰郷してなかったのでしょうか?
しかし、「やはり自分は鰹節を作りたい」という気持ちに気付き
金七商店のある枕崎に帰郷したようですね。
金七商店は曾祖父が、熊本県天草から、
鮮魚等で仕事を広げる為に鹿児島県枕崎市に
来たのがはじまりで、祖父が鯖節と鰹節製造に力を入れ始め
そして、父が社長になり、鰹節メインに切り替え、現在に至ります。
数年前に瀬﨑祐介さんも仕事を手伝い始め、
今は親子3代で最高の鰹節を造るべく
日々がんばっているそうです。
小さい頃から鰹節などが身近に感じる環境にいたとはいえ、
わずか数年で史上最高額の鰹節と評価されるまでの
腕になるなんてどれだけの集中力と情熱を注いでるのでしょうね。
店名 :金七商店
所在地:〒898-0018 鹿児島県枕崎市桜木町382
電話: 0993-72-1894
メール : info@kaneshichi.co.jp
3.瀬﨑祐介さんの鰹節の本枯節はクラシックが決めて?!購入は?!
鰹節には大きく分けて2種類あるそうです。
「荒節」と「枯節」。
作り方の違いで”カビのついてる”ものと”ついてないもの”とに分かれます。
スーパーなどでの見分け方はパックに「かつおぶし」と書いてるか
「かつおかれふし」と書いてるかで見分けるそうです。
実際の違いは下の写真のような感じ
茶色い色のものがカビ付きで、
黒っぽいものがカビなしのものになります。
カビ付きの茶色いものが『枯節(かれぶし)』、
カビなしの黒っぽいものが『荒節(あらぶし)』です。
かつお節が作られる工程の中では、
荒節がはじめにできて、荒節をさらに加工することで
枯節ができあがります。
荒節は燻しまでしているので、
しっかり黒く仕上がっているのが特徴で、
枯れ節はさらにそれを成形してカビ付けを何度もくり返ししている
『カビ付きは香りが上品でまろやか、
うま味は強いだし。
カビなしは香りが魚っぽさや燻臭の混ざった少しこもった感じ、
うま味自体は控えめなだし』
彼節を作る作業の中で一番重要なのが
カビをつける作業になるんだそうです。
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4.瀬﨑祐介さんの史上最高額キロ3万3千円のクラシック(本枯)節の味や評判は?!
前述したように「彼節」ではカビつけ作業への
工夫が味、評価をきめることになるようで
職人の皆さんは工夫されていると思います。
そんななか、通常と異なるかカツオにクラシックを聴かせながら
アプローチの仕方でカビつけ作業を行い、その工夫が評価につながったのか
四年に一回行われる全国品評会で
史上最高額のキロ3万3千円の高値を付けたのが
今回番組で紹介される、瀬﨑祐介さんの
鰹節なんですね。
ちなみに即売会での鰹節の平均キロ単価は
だいたい4千円くらいだそうですので
瀬﨑祐介さんの鰹節への評価が抜きんでているかが
分かるというものです。
鰹節にクラシックという発想はある時テレビで
他の発酵食品にクラシックを聴かせることで
おいしくなるということを見て
「これは鰹節にもいかせるんじゃないか?」と思い立ち
試してみたのが始まりだそうです。
その結果、実際正確に研究したわけではないですが
カビの付き方に変化がある世に見られ、美味しくなったとのことです。
研究では解明されてないにしても
品評会で史上最高額での評価がされたり、
瀬﨑祐介さんの鰹節は国内はおろか
世界の名だたる三つ星シェフをも魅了してきたというところからも
その味のスゴさの裏付けがされるというものですね。
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