辻麻衣子(辻本店 御前酒 杜氏)女性の視点や工夫がスゴイ【セブンルール】

こんばんはTakaです。

今回(2021年3月9日)放送の

セブンルールでは辻麻衣子さんが登場します。

辻麻衣子さんは200年以上の歴史を持つ

岡山の老舗酒蔵「辻本店」の杜氏さん。

女人禁制と言われた酒造の世界で

岡山県内唯一の女性杜氏。

それだけに当時は風当りがかなり強かったそうですが

女性ならではの視点や工夫で乗り越えてこられたそうです。

どのような人なのか気になり調べてみましたので

一緒に見ていきましょう!

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1.辻麻衣子さんのプロフィール

出典:https://www.google.co.jp

プロフィール

本名 :辻麻衣子(つじ まいこ)

生まれ:1977年

年齢 :43歳?(2021年3月時点)

出身 :岡山県

卒業校:中央大学総合政策学部卒業

岡山県立岡山城東高校

所属 :辻本店

役職 :杜氏

受賞歴:

・2007年~2012年 6年連続広島国税局清酒鑑評会

純米酒の部 優等賞受賞

・2011年 備中自醸清酒品評会 6年連続金賞 優等賞名誉賞

・2012年 ワイングラスで美味しい日本酒「菩提もとにごり火入れ」金賞

・2013年 オカヤマアワード地産品生産者賞受賞

 

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2.辻麻衣子さんの経歴がスゴイ!?

辻麻衣子さんは200年以上の歴史を持つ

「辻本店」経営者一族の長女として生まれました。

しかし辻麻衣子さんは最初から実家を継ごうという

考えなかったようです。それどころか

歴史ある家柄に息苦しさを感じ、地元岡山から遠く離れた

東京の中央大学総合政策学部に進学しました。

 

元来、酒造の家は、経営者一族は酒造りに携わらない慣わしであり、

また酒造りの場は女人禁制の場ということもあり女性が

気軽に入り込めるような風潮ではなかったのですが

20歳になってお酒を飲み始めたのが転機となり、

「酒造りを一生の仕事にしたい」と思うようになったとのことです。

 

当時、酒蔵は女人禁制とされていたため、家族にも反対されたが、

先代の杜氏・原田巧さんから届いた

なんでも教えてやるから帰って来ればいい」という手紙が、

日本酒造りの道を切り開いてくれたと明かす。

先代くらいのお歳の人でしかも杜氏にまでなられた人であれば

昔の風習にとらわれた方が多そうなイメージでしたが

先代の杜氏はかなり柔軟な発想のお方のようですね。

 

辻本店に入社した当初は「蔵元の娘が遊びに来ている」

程度に思われいたそうですが、男性に負けないように働き続け、

先代から技術をたたきこまれた辻さんが、

跡を継いで杜氏となったのは29歳の時だったそうです。

 

先代が突然病魔に襲われ、

「まいちゃん、ちょっとしんどいからやってくれるか」

とバトンを渡されたという。

 

県内初の女性杜氏に就任し、御前酒の看板を継いだが、

酒造業界の風当たりは厳しく、

「御前酒は終わり」とうわさされたこともあった。

それでも彼女は諦めず、「御前酒は終わり」という声にも負けず

師匠から渡されたバトンを守るために、

先代の技と味を受け継ぎ、守ってきただけでなく

女性の杜氏ならではの日々新たな挑戦を続けてきました。

 

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3.辻麻衣子さんの女性ならではの視点や工夫がスゴイ!?

2007年に29歳という若さで杜氏の地位を引き継いだ辻麻衣子さん。

引き継いだ当初は、経験不足でも失敗は許されない。

また、「先代の味を変えてはいけない」という重圧に押し潰されそうでしたが、

蔵人や取引先の酒販店、酒造アドバイザーの方など、

いろんな方に助けていただき、杜氏1年目の酒を仕込むことができたそうです。

そうして周囲の人のサポートをもらいながら先代の味を守る

だけでなく、辻麻衣子さんの場合は岡山県内唯一の女性ならではの問題などに

女性ならではの視点や工夫を行いつつ女性杜氏の道を切り開いていっている

所もスゴイですね。

例えば、2007年に杜氏を引き継いだ辻麻衣子さん。

プライベートでは2005年にご結婚され、そして

2008年末には息子さんを出産されました。酒蔵で泊まり込みでの

作業が必要なくらい忙しい時期のある杜氏の仕事をこなすために

辻麻衣子と夫、実家の母とベビーシッターの4人でローテーションを組んで分担し

乗り切ったそうです。

また、ある蔵人が「自分たちの新しい酒を作ろう」と

提案してくれたのをきっかけに、

蔵人みんなが新製品開発に向けて一致団結。

コンセプトから酒質、瓶の色やネーミングまで、

9人の蔵人が一緒に作った「Gozenshu9(NINE)」は

出典:https://www.google.co.jp

発売から3週間で売り切れ、チームワークも育ち、

本当の意味で「御前酒」が受け継がれたと思いました

この「Gozenshu9(NINE)」のような

スタイリッシュなボトル、

そして蔵人の提案で新商品が生まれるという

風潮の歴史ある以前の蔵元ではそういう提案が出やすい

雰囲気があまりなかったものではないでしょうか?

その夜な意味でも女性杜氏である辻麻衣子さんの

存在は大きいのではないかと思います。

今後も様々な提案でいろんな世代の方が

気軽に楽しめるようなお酒を造り続けていって欲しいですね。

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