こんにちはtakaです。
コロナ禍でいろんなイベントが中止になる中
花火大会も例外ではないですね。特に打ち上げ花火は。
せっかくの夏の風物詩の打ち上げ花火などがないと
夏を過ごした気になりませんよね。
今の時期には花火のテーマは
なかなかお目にかかれないかと思っていましたが
今回(2021年8月15日)の情熱大陸では、
まさにその花火ネタ。
「日本の線香花火を守り、進化させる職人
どこにも行けない夏に、幻想的な火花の世界へ」のテーマで
線香花火職人の筒井良太さんが登場します。
江戸時代から続くその光を守るだけでなく、
極上の線香花火への進化させ続ける国内で
数少ない職人さん。
実は線香花火は日本生まれですが、
意外にも現在の国内販売数の99%は海外産だそう。
お店とかでよく見かける下のようなタイプは
和紙をよった「長手牡丹」というもので
多くは中国産なんだとか。知りませんでした。驚きですね
国内製造してるのはたったの四軒。非常に貴重な存在ですね。
しかもその貴重な存在の中でも、筒井良太さんは
和紙をよった「長手牡丹」が多く作られる中で、
筒井さんはは線香花火の始まりの形である、
ワラに練り火薬をつけた「スボ手牡丹」も作ることができる、
国内唯一の職人さんなんだとか。
しかもいまだに寝る間も惜しんで進化させ続けているほどとか。
どのような線香花火なんでしょうね。
興味が出てきて調べてみましたので
一緒に見ていきましょう。
1.筒井良太さんのプロフや経歴?
出典:https://www.google.com/
名前 :筒井良太(つつい りょうた)
生まれ:1973年
年齢 :48歳(2021年8月時点)
出身 :福岡県
職業 :線香花火職人
所属 :筒井時正玩具花火製造所
住所 :福岡県みやま市高田町竹飯1917
TEL 0944-67-2335
FAX 0944-67-2347
筒井時正玩具花火製造所の情報は
この記事の最後のほうにあります。
花火師の元に生まれ、
幼い頃から火薬で実験などをして遊んでいたそうです。
高校卒業後、外の世界を知りたいと
愛知県の自動車製造会社に就職。
3年後、地元に戻ると、叔父が営む花火製造会社
「隈本火工」へ修行に出る。
その後、修行先から線香花火を受け継ぎ、
2011年には3代目筒井時正を襲名しました。
2.筒井良太さんの花火の特徴は?
日本では夏の風物詩のようにもなってる線香花火。
ごくあたりまえのように夏になると線香花火を
していましたが、そもそも筒井良太さんの
花火がどのように他のものと異なるのでしょうか?
実は意外にも現在販売されている製品の99%は輸入品なんだとか。
国内で製造している会社はなんとたった4軒のみ!
それほど海外の物が多くなっていたんですね。
なぜそれほど激減したのか?
それは線香花火の命は紙縒(こより)が原因とか。
これを程良く堅く縒れないとキレイな火花が飛びません。
その職人がいなくなったことが、
純国産線香花火が激減したいちばんの原因だそうです。
また、原料のひとつである和紙は「楮(こうぞ)」で
作ったものが最も美しい火玉を作ると言われていますが、
上質のものが少なく価格も高額になったことも衰退の一因。
和紙をよった「長手牡丹」が多く作られる中で、
筒井は線香花火の始まりの形、
ワラに練り火薬をつけた「スボ手牡丹」も作ることができる、
国内唯一の職人である。
線香花火は
東の線香花火 長手牡丹 / 西の線香花火 スボ手牡丹(福岡)
と言われたようで、それは
米作りが盛んな関西地方には、
ワラが豊富にあったため、関西地方を中心に親しまれてきました。
また、長手牡丹は火薬を紙で包んだ昔なつかしい線香花火です。
米作りが少なく、紙すきが盛んな関東地方で
ワラの代用品として紙で火薬を包んで作られたことから、
この長手牡丹は関東地方を中心に親しまれ、その後、全国に広がりました。
スボ手牡丹
長手牡丹
出典:https://www.google.com/
スーパーなどで売られている線香花火の
ほとんどは長手タイプで中国製が多い
長手は0.08グラムの火薬を包むのですが、
100分の1グラム違っただけでも影響が出るから、
1本たりとも同じものはできないんです」
叔父が営む日本最後の線香花火専門の製造会社
「隈本火工」へ修行に出て叔父から
「今のうちに技術を学んでおけ」と言われ
学ぶも一番大切な配合表が盗難されており、
基本だけ学んで帰り、日本の線香花火が
消滅する危機感から「線香花火を受け継がねば」と
いう使命感から来る日も来る日も研究重ね
当初はいかに中国製の低価格への対応ばかりを
かんがえていたところから
価格勝負ではない他の誰と持ち違う
どうやったら差別化を図れるかということを
考えるようになったそうです。
筒井良太さんのの線香花火は長いもので2分半も燃え続け、
持ち手まで火花が迫ることも多い。
その究極の火花の美しさを作り出すまで20年、
筒井さんは寝るまも惜しんで研究を続けてきた成果なんですね。
動画の中ほどに線香花火の状態がご覧になれますが
実は火をつけたときから消えるまでの
間のそれぞれの状態にも実は名前があるんですね。
初めて知り勉強になりました。
3.筒井良太さんの線香花火の豆知識
線香花火の燃え方は4段階に分けられ、
それぞれに植物の名前がついています。
花火に火が付き、ジジジジ……と
玉になる姿は「蕾」。
次にパチパチと玉から火花が散るのは「牡丹」。
その勢いが増すと「松葉」になり、
最後は「散り菊」。
戦前の物理学者であり随筆家・俳人でもあった
寺田寅彦は短編集「備忘録」で、
線香花火一本の燃え方を、誕生から終焉までの人生に例えています。
「起承転結があり、詩があり、音楽がある」とも記しています。
以下の写真がそれぞれの状態です。
出典:https://www.google.com/
数量により送料無料になるものもあります。
またふるさと納税、ワークショップ付きのものなど
多様なものが用意されているようです。
ゆっくり御事情に合わせてお選びください。
|
|
送料無料、ふるさと納税
|
|
筒井時正玩具花火製造所
WEBサイト:http://www.tsutsuitokimasa.jp
オンラインショップ:https://tsutsuitokimasa.jp/item/
過去の同様の情熱を持った登場人物たちの
記事は以下のリンクからご覧になれます。
コメントを残す