こんばんはtakaです。
今回(2021年1月25日)放送される
逆転人生では
子どもの貧困に立ち向かう
大阪・西成高校の挑戦を描く。
日本社会の縮図とも言われていた
学校現場で日常直面する
貧困からの脱出することを
テーマに学校授業を改革していき
実際の生徒の日常に役立つ授業をすることで
実際の貧困に立ち向かえるようにしたことはもちろんのこと。
生徒の意識を変えていき中退率の大幅低減、
就職内定率の劇的な改善を推進してきた高校です。
この貧困へ立ち向かうというテーマは学校の中だけでなく
今の世の中にも適用できるのでは?と思い
そのような逆転を導いた校長さんの人となりや学習内容
気になり調べてみましたので
一緒に見ていきましょう
1.山田勝治さんのプロフィール
出典:https://search.yahoo.co.jp/
名前 :山田勝治(やまだ かつじ)
生まれ:1957年
年齢 :63歳or64歳(2021年1月時点)
出身 :不明
学校 :京都府立大学文学部
所属 :大阪府立西成高校
役職 :校長(2009年~)
山田勝治さんは2005年に大阪府立西成高校に赴任。
赴任時点では教頭先生でした。
その後2009年から校長先生となりました。
2.山田勝治さん赴任当時の西成高校とその後の中退率・就職内定率改善がスゴイ?
山田勝治さん赴任当時の西成高校の状況は
00年に 「大阪府インターンシ ッ プ研究」 指定校になるなどの
取り組みを実践していましたが
一方で新聞に載るような事件を04年に二件発生させ、
一部授業が成り立たない
そして中退率が14%(08年)
というなど立て直しが急務な状態であった。
山田勝治さんの見立てではその状況改善には
生徒の指導内容だけでなく学校側の組織の在り方自体にも違和感を
感じ、改革の必要性を感じていたそうです。
その後、数人の先生方の指導の下、強力な改革を推進していった結果、
改革すべき問題が従来考えられていた
「人権」よりも「貧困」でつながっていることに気付き
07年から開始した「反貧困学習」授業のスタートなどをもとに
生徒間の共感がうまれることにより
生徒と先生との間の信頼関係が深まることにより学校の雰囲気が改善され
09年には中退率が10%にまで減少。
そして就職内定率も100%(10年度)という府内の普通科高校では
群を抜く実績を達成するまでになった。
3.山田勝治さんらが実施した「反貧困学習」の社会で役立つ具体的貧困脱出方法がスゴイ!?
山田勝治さん達先生が西成高校で始めた改革は
他にも つぶやきを相談に変える「となりカフェ」などありますが、
世間の注目を集めているのは「反貧困学習」ではないかと思います。
この内容は、
貧困を生む社会の仕組みや現状、
貧困から身を守る社会保障制度や
権利などを教えるとともに、
ネットカフ ェ 難民、
ホーム レス中学生、
ワーキングプア、
シングル マザーなど、
時代を映すシビアな問題を題材に、 生徒と教員、 あるいは
生徒同士が対話を深めて いく授業なんです。
学校の授業ではありますが、昨今のコロナ禍で苦しむ社会人の方にも
役立つ内容がたくさんありそうですよね~。
実際、この授業を受けた生徒が授業内容を実際の生活で
役立てた事例もあるのです
「08年には、 アル バイト先を突然解雇させられ
憤慨した2年生の女子生徒が労働基準監督署に通報
雇用主に内容証明郵便を送るなどして解決にもち込んだ。」という件です。
雇い主が解雇する場合は30日前に通知か一か月分の給与の支給が必要ということで
一か月分の給与を獲得したそうです。
日雇い労働者が多く、そのような状況が日常的なこの地域の
人が通う学校で要求されている実践的な内容ですが、
この内容って今の世の中でも役立つものがたくさんありそうですよね。
普通の学校ではなかなか学べない内容のものだと思います。
このような内容は一例だと思いますが同様に実践的な授業が増えればいいですね。
上述のような事例が以下の本で紹介されています。
ご興味ある方は参考になさってみてはいかがでしょうか?
コメントを残す